探偵に依頼する前の「行動記録」の作り方|調査の空振りを防ぐ1ヶ月の準備

浮気調査前の行動記録の作り方を解説する記事のアイキャッチ はじめての相談・依頼前の不安
はじめての相談・依頼前の不安

探偵に依頼する前の「行動記録」の作り方|調査の空振りを防ぐ1ヶ月の準備

今すぐ探偵に電話したい気持ちを、いったんだけ止めてください。その1本の電話を1ヶ月遅らせるだけで、支払う金額が数十万円変わることがあります。

編集部
そっと相談 浮気調査ナビ 編集部
探偵業法(警察庁)・国民生活センターの公表資料・裁判例を一次情報として確認しながら執筆しています
最終更新:2026年7月13日 / 本記事は探偵業法(警察庁)・国民生活センターの公表資料・裁判例を確認のうえ作成し、制度や相場の変更に応じて更新しています。
依頼前の行動記録の作り方目次へ
この記事の結論

浮気調査が空振りする最大の原因は、探偵の技術不足ではありません。対象者の行動パターンを把握しないまま調査日を決めてしまうことです。そして空振りした日も、調査時間としてしっかり課金されます。

探偵の料金は「時間」で決まります。調査員2名体制で1時間あたり1.5万〜2.5万円が相場です。つまり、狙う日を絞れば絞るほど、支払う総額は下がります

そのために依頼者ができる唯一にして最強の準備が、依頼前1ヶ月の行動記録です。帰宅時間・服装・機嫌・支出を淡々と書き留めるだけで、「怪しい曜日」が浮かび上がります。

この記事は、探偵の公式サイトには基本的に書かれていない内容です。「まず1ヶ月記録してから来てください」と言えば、その月の売上が消えるからです。だから、あなたの側に立って書きます。

スマホを裏返して置くようになった。帰宅が遅い日が増えた。でも問い詰める勇気はないし、確信もない。そんな状態のまま探偵の無料相談に電話しようとして、指が止まっている——この記事は、その指が止まっている場所に向けて書いています。

結論から言えば、今日ではなく1ヶ月後に電話したほうが、あなたは得をします。理由は感情論ではなく、探偵の料金体系という極めて実務的な理由です。

  • なぜ調査は空振りするのか、その原因と「空振り1回でいくら消えるか」の実数
  • 依頼前の1ヶ月で記録すべき7項目と、見つかっても言い訳できる残し方
  • そのまま真似できる記録シートのひな型(曜日・帰宅時間・服装・機嫌・支出の7列)
本記事の料金・相場に関する数値は、業界調査や各事務所の公開情報をもとにした目安です。実際の金額・体制は事務所や地域、調査難易度により異なります。また本記事は情報提供を目的としたもので、法律相談ではありません。個別の判断は弁護士または探偵業届出済の事業者にご確認ください。

[PR] 「読むより先に、相談先だけ知りたい」という方へ。全国対応の無料相談窓口で相談するのが最短です。相談・見積りは何度でも無料、その場で断ってかまいません。

01結論:依頼前の1ヶ月の記録が、調査費用を数十万円変える

デスクのノートに手書きで記録する手元
記録は特別な道具を必要としません。スマホのメモでも、手帳でも構いません。

浮気調査を検討している人の多くが、こう考えます。「証拠を取るのはプロの仕事だから、私は何もできない。とにかく早く探偵に頼もう」と。この発想は半分正しく、半分だけ、致命的に間違っています。

正しいのは「証拠の撮影はプロの仕事」という部分です。尾行も張り込みも、素人が真似をすればほぼ確実に失敗し、しかも相手に気づかれます。ここは迷わず任せるべきです。

間違っているのは「私は何もできない」という部分です。依頼者にしかできない準備が、たったひとつだけあります。それが行動記録です。探偵は、あなたの配偶者が何曜日に帰りが遅いかを知りません。知っているのは、同じ家に住んでいるあなただけです。

なぜ記録が「お金」に直結するのか

探偵の料金は、ほぼすべての事務所で調査時間に比例します。1時間あたりいくら、あるいは20時間で総額いくら、という形です。つまり、探偵が動いた時間だけお金が減っていく。証拠が取れたかどうかとは、直接には関係がありません。

ここに、依頼者にとって残酷な事実があります。浮気をしていない日に張り込んでも、調査時間は消費されるのです。対象者がまっすぐ帰宅して朝まで動かなかったとしても、その日の調査員2名分の稼働は請求されます。だからこそ「可能性が最も高い日」を狙い撃ちする必要があり、その日を特定できる情報を持っているのは、探偵ではなくあなたです。

行動記録が調査費用を下げるメカニズム ① 行動記録 1ヶ月・7項目 ② パターン特定 怪しい曜日が出る ③ 調査日を絞る 狙う日だけ動く ④ 時間の圧縮 稼働時間が減る ⑤ 費用減 数十万円 記録が費用に効く5段階のメカニズム ※料金は「調査時間」に比例するため、①〜③で時間を削ることが、そのまま⑤の減額になります。

図1:行動記録は「なんとなく安心するため」のものではありません。記録 → パターン特定 → 調査日の絞り込み → 調査時間の圧縮 → 費用減、という明確な因果でお金に直結します。この5段階のどこか1つでも欠けると、費用は下がりません。

この記事の立ち位置探偵事務所のオウンドメディアに、この話はまず書かれていません。「まず1ヶ月記録してから相談してください」と正直に書けば、その月の依頼が1件減るからです。書けない事情がある側の情報だけを読んでいると、依頼者は損をします。

02なぜ調査は空振りするのか——最大の原因は「調査日の選定ミス」

現役の探偵が口を揃えて指摘する、空振りの最大原因があります。それは「対象者の行動パターンを把握しないまま調査日を決めてしまうこと」です。尾行技術でも機材でも人数でもありません。いつ動くかを間違えているのです。

浮気相手と会うのは、週に1回かもしれないし、月に2回かもしれない。その日以外に張り込んでも、映るのは「まっすぐ帰宅する配偶者」の姿だけです。撮れた映像は完璧でも、証拠価値はゼロです。

空振りしても、時間は課金される

ここが料金体系のいちばん残酷なところです。探偵の契約は基本的に「調査行為に対する対価」であって、「証拠に対する対価」ではありません。調査員が指定された時刻に現場へ行き、対象者を追い、記録を取った時点で、業務は履行されています。

結果として何も起きなかった日でも、その日の稼働時間は消費されます。多くの依頼者が契約後に「そんなはずでは」と感じるのが、まさにこの部分です。証拠が取れないまま契約時間を使い切ってしまうケースについては、探偵に依頼しても証拠が取れない場合の不成功理由と返金の実際で詳しく整理しています。

「成功報酬型」でも安心はできない

「成功報酬型なら空振りしても払わなくていいのでは」と考える方は多いのですが、成功報酬型でも着手金や実費(交通費・車両費・機材費)は別途かかることが一般的です。しかも「成功」の定義次第で返金の有無は変わります。「対象者の行動を撮影した時点で成功」と定義されていれば、浮気の証拠が撮れなくても成功扱いになり得ます。契約前に必ず「あなたの事務所が言う成功とは、具体的に何が撮れた状態を指しますか」と確認してください。

失敗した人が共通して怠っていたこと調査に失敗した依頼者の話には、驚くほど共通点があります。「とにかく早く動きたくて、思い立った日の翌週に調査日を入れた」のです。逆算すれば、成功した人は例外なく「相手がいつ動くか」を先に掴んでいます。
調査日の選び方による当たり外れの違い 同じ12時間の調査でも、日の選び方で結果はここまで変わる 記録なしで調査日を決めた場合(勘で3日設定) 火曜・4時間 空振り 日曜・4時間 空振り 水曜・4時間 空振り → 12時間を消費・証拠ゼロ 1ヶ月の記録で「金曜」を特定した場合 金曜・6時間 接触あり 翌金曜・6時間 出入り撮影 → 12時間で決定的な記録

図2:消費した調査時間はどちらも12時間で同じです。違うのは「いつ動いたか」だけ。この差を作れるのは探偵ではなく、同じ家に住んでいる依頼者だけです。なお、これは説明のためのモデルであり、実際に必ずこの通りになるとは限りません。

03探偵の料金は「時間」で決まる——だから狙う日を絞るほど安くなる

感情の話をいったん置いて、お金の話を冷たくします。ここを直視しないまま契約すると、後で必ず苦しくなるからです。

業界調査によれば、浮気調査の料金体系は調査員2名体制で1時間あたり1.5万〜2.5万円という時間制が全体の約64%を占めるとされています。尾行・張り込みは対象者を見失わないために最低2名が必要になるため、これが標準的な形です。

パックプラン(時間をまとめ買いする形)の目安は次の通りです。事務所・地域・難易度で変動しますので、あくまで目安として見てください。

プラン総額の目安1時間あたり換算この時間で何ができるか
20時間パック35万〜50万円約1.75万〜2.5万円狙う日が絞れていれば十分に足りることがある。絞れていないと足りない
30時間パック60万〜70万円約2.0万〜2.3万円行動パターンが不明確な場合に選ばれやすい帯
40時間パック80万〜90万円約2.0万〜2.25万円相手が警戒している・生活が不規則な場合

空振り1回で、いくら消えるのか

ここを実数で出します。ごまかしません。1回の張り込みを4時間、単価を1時間2万円(2名体制)と置くと、1回の調査で8万円が動きます。証拠が撮れても撮れなくても、です。

つまり、空振り3回で24万円が消える計算になります。20時間パック(35万〜50万円)のうち、実に12時間・過半に近い時間を、何も映らない夜に使い切ってしまうということです。そして残り8時間で決定的な瞬間を押さえられるかどうか、という苦しい勝負に入ります。

逆に言えば、記録によって「金曜の夜」に狙いを定められたなら、同じ20時間を金曜3〜4回分に集中投下できます。同じ金額で、当たる確率がまるで変わります。費用そのものを圧縮する方法は、浮気調査の費用が払えないときの分割・後払いと費用を半額にする方法でさらに詳しく扱っています。

空振り回数と消える金額の関係 空振り1回=4時間×2万円=8万円が消える(目安) 空振り1回 8万円 空振り2回 16万円 空振り3回 24万円 20時間パック 35万〜50万円 ※空振り3回で、20時間パックの半分近い金額が、何も映らない夜に消えます。金額は目安で、事務所により異なります。

図3:空振りは「運が悪かった」では済みません。時間単価で課金される以上、外した夜の分だけ、確実にお金が減ります。この棒グラフの長さが、そのままあなたの家計から出ていく金額です。

補足:追加料金にも注意時間単価のほかに、車両費・機材費・交通費・報告書作成費が別建てになっている事務所もあります。契約前の重要事項説明書面(探偵業法で交付が義務付けられています)で、「時間超過したときの単価」を必ず確認してください。超過分が割高に設定されているケースがあり、空振りが続いたときに効いてきます。

04記録すべき7項目

ノートに項目を書き出して整理する女性の手
帰宅時間・服装・機嫌・支出。書くのは事実だけ。推測を書き始めた瞬間に、記録は価値を失います。

では、何を書けばいいのか。答えは7項目です。多すぎると続きません。少なすぎるとパターンが出ません。この7つが、実務上ちょうどいいバランスです。

1
帰宅時間最も重要です。分単位で書いてください。「22時50分」「翌1時10分」。これが積み上がると、驚くほどはっきりした規則性が見えてきます。「遅かった」ではなく、必ず数字で。
2
外出時間・外出先の申告内容休日にどこへ、何時に出て、何時に帰ったか。そして本人が何と言って出かけたかを書きます。「同僚とゴルフ」「取引先とのゴルフ」——申告内容が後で矛盾することがあります。
3
服装・身だしなみの変化下着が新しくなった。急に香水を使い始めた。眉を整えるようになった。特定の曜日だけ服装のグレードが上がる——これは非常に強いシグナルです。曜日と結びつくことが多いからです。
4
機嫌3段階で構いません。「良/普通/不機嫌」。人は、後ろめたいことがある日に不自然に優しくなるか、逆に不自然に不機嫌になります。どちらでも構いません。「いつもと違う」ことが記録できていれば十分です。
5
レシート・カード明細共有の家計から見える範囲だけで結構です。金額と日付と店名。飲食店の金額が明らかに1人分でない、といった点が浮かびます。明細は日付が入っているため、記録との突合がしやすいのが強みです。
6
スマホの扱い方中身を見る必要はありません(それは違法になり得ます。第10章で詳述します)。見るのは扱い方だけです。風呂に持ち込む。画面を伏せて置く。着信で席を立つ。これは外形的な観察であり、記録して問題ありません。
7
休日出勤・出張の申告「土曜に出勤」「急な出張」と言われた日を、全部書き出します。1ヶ月後に並べると、「第2土曜だけ休日出勤」のような規則性が見えることがあります。会社の業務は、そんなに都合よく特定の週に集中しません。
7項目のうち、優先度が高いのは1・3・7全部を完璧に書こうとすると続きません。続かない記録は、ないのと同じです。どうしても余裕がない日は「帰宅時間」だけでも書いてください。帰宅時間の記録が1ヶ月分あるだけで、探偵に渡せる情報の質は劇的に上がります。

05記録の付け方——スマホのメモでいい。ただし2つのルールを守る

道具は何でも構いません。手帳でも、スマホの標準メモアプリでも大丈夫です。ただし、守るべきルールが2つだけあります。この2つを外すと、1ヶ月分の記録がまるごと使い物にならなくなります。

ルール1:その日のうちに書く

人間の記憶は、驚くほど早く歪みます。3日後に「先週の火曜、何時に帰ってきたっけ」と思い出そうとすると、「遅かった気がする」という印象に引きずられます。そして、その印象は「浮気しているに違いない」という前提から逆算されて作られます。

歪んだ記録は役に立ちません。それどころか、間違った曜日に調査員を張り付かせて、あなたのお金を溶かします。その日のうちに、寝る前に、1分で書く。これだけを守ってください。

ルール2:推測ではなく、事実だけを書く

これが最も重要で、最も守られていないルールです。「今日は様子が怪しかった」「絶対に浮気している」「言い訳が不自然だった」——これらはすべて感想であって、事実ではありません

正しくはこう書きます。「22時50分帰宅。ただいまと言わずに直行でシャワー。夕食は食べないと言った。上着は持たず、シャツのみ。」——読んだ人(探偵)が、あなたの感情を経由せずに、行動そのものを再構成できる状態です。

役に立たない記録と役に立つ記録の対比 同じ夜の記録。左は捨てられ、右は調査日の決定に使われる 役に立たない記録(感想) ・今日はなんだか怪しかった ・遅い時間に帰ってきた ・言い訳が不自然だった ・絶対に浮気している → 調査日を1日も特定できない 役に立つ記録(事実) ・22時50分 帰宅 ・先にシャワー(普段は食事が先) ・夕食不要と言った ・金曜。前週の金曜も23時10分 → 金曜が候補日として浮上する

図4:左右で、書いた人の心の中身は同じです。違うのは書き方だけ。にもかかわらず、右の記録だけが調査日の決定に使え、左は探偵に渡しても「もう少し具体的にありますか」と返されて終わります。

「怪しい」と書きたくなったときの言い換え「怪しい」と書きたくなったら、そう感じさせた具体的な行動は何かを自分に問い直してください。必ず何かあります。「風呂に入る順番が変わった」「靴の汚れ方が違った」「シャツに折り目がなかった」。その具体を書いてください。それが証拠に近づく記述です。

06【重要】記録は「見つかっても言い訳できる形」で残す

ここは絶対に読み飛ばさないでください。記録をつけるということは、家庭内に「あなたが疑っている証拠」を作るということでもあります。それが相手の目に触れた瞬間、相手は警戒し、行動を止め、連絡手段を変え、会う場所を変えます。そして、調査の難易度は跳ね上がります

避けるべき保存先

保存先リスク判定
クラウドメモ(アカウント共有・同期あり)家族で同じアカウントを使っている、あるいは過去にログインさせた端末が残っていると、相手の端末に同期されて表示される避ける
共有アルバム・共有フォルダ写真やメモを入れた瞬間に相手側へ通知が飛ぶことがある避ける
家族共有のカレンダー・家計簿アプリ備考欄が相手からも見える。最も事故が多い避ける
紙の手帳(自分のバッグの中)見つかるリスクは残るが、同期による自動流出はない条件付きで可
自分だけがロックを持つスマホの、同期していないメモ端末を渡さない限り見られない。実務上の現実解推奨

「見つかっても言い訳できる形」とは

それでも、見つかる可能性はゼロにはなりません。だから、見つかったときに致命傷にならない書き方をしておきます。

具体的には、記録の中に「浮気」「探偵」「証拠」「離婚」といった単語を書かないことです。書くのは、帰宅時間と行動の事実だけ。そうしておけば、万一目に触れても「家計と生活リズムをメモしていた」「あなたの帰りが遅いから夕食をどうするか管理していた」という説明が成り立ちます。

逆に、「10/18 浮気の証拠? 探偵に相談する」などと書かれたメモが見つかったら、言い逃れは不可能です。相手は即座に態勢を変えます。依頼者自身の言動が原因で調査が相手にバレるパターンは実際に多く、その具体例は探偵の浮気調査が相手にバレる原因と失敗しない探偵の見極め方にまとめています。

やりがちな失敗ブラウザの検索履歴に「浮気 調査 費用」「探偵 相談」が並んでいる状態も同じくらい危険です。共有のタブレットやパソコンで探偵サイトを検索するのは避けてください。調べものは、自分だけが使う端末のプライベートモードで。この記事を読んでいる今この瞬間から、意識してください。

071ヶ月でパターンが浮かび上がる——「怪しい曜日」の見つけ方

白い机の上でノートを広げて計画を立てる
1ヶ月分を週ごとに並べると、「毎週この曜日だけ遅い」という規則性が浮かび上がってきます。

記録は、書いているうちは何も見えません。1日ずつの情報は、ただの断片だからです。変化が起きるのは、1ヶ月分を「週ごとに並べ直したとき」です。

やり方は簡単です。縦に第1週・第2週・第3週・第4週、横に月火水木金土日を並べた表を作り、そこに帰宅時間だけを書き込みます。これだけです。

1ヶ月の帰宅時間を週ごとに並べた表 帰宅時間だけを週ごとに並べる(数字は帰宅時刻) 第1週 19:40 20:10 19:20 20:50 23:10 在宅 在宅 第2週 19:55 19:30 20:05 19:45 24:30 出勤 在宅 第3週 20:00 19:15 19:50 20:20 23:45 在宅 在宅 第4週 19:35 20:40 19:25 19:40 23:20 在宅 在宅 金曜だけ、4週すべてで帰宅が23時以降。他の曜日は19〜20時台で安定している。

図5:1日ずつ見ていたときには気づけなかったものが、並べた瞬間に立ち上がります。「なんとなく遅い日がある」が「金曜は例外なく23時以降」に変わる。この差が、調査日の決定を可能にします。※これは説明用のモデルであり、実際のパターンは人により異なります。

見るべきは「例外のなさ」

判定のポイントは、遅さの度合いではありません。その曜日に例外がないかどうかです。4週のうち4週とも遅い、というのは偶然では起きにくい現象です。仕事が忙しいだけなら、繁忙のない週も混じるはずだからです。同じ考え方で、「第2土曜だけ休日出勤」といった月の中での位置に紐づくパターンも探してください。

パターンが1つ見つかれば、それで十分複数の曜日を特定する必要はありません。確度の高い曜日が1つ見つかれば、そこに調査時間を集中投下できます。20時間パックなら、その曜日を4〜5回張れる計算です。勘で散らして12時間を溶かすより、はるかに合理的です。

08パターンが出やすい日・出にくい日

1ヶ月の記録をつけながら、同時に意識しておくとよい「確率が高まる日」があります。人が浮気相手と会う日は、完全にランダムではありません。お金と時間と口実が揃う日に集中します。

確率が高まりやすい日

時期理由記録で見るポイント
給料日後可処分所得が増え、外食・宿泊のハードルが下がる給料日の直後の週末に、支出や帰宅時間の変化がないか
金曜・週末翌日が休みで、遅い帰宅の言い訳が立ちやすい金曜だけ突出して遅い、翌朝の起床が遅い
連休の前後「連休前の打ち上げ」「連休明けの残業」という口実が使える連休の直前・直後に「急な飲み会」が入る
誕生日・記念日・クリスマス・年末年始相手側が会いたがる。この日に家を空けるのは強いサインその日に限って出張・接待が入る
相手(あなた)の予定が空く日あなたが実家に帰る日、出張の日、子どもの行事の日あなたの不在予定を伝えた直後の行動変化

特に注意して見てほしいのが最後の1行です。あなたが「その日は実家に泊まる」と伝えた直後に、相手の予定が急に埋まる——これは記録に残す価値が非常に高い動きです。相手はあなたの不在を計算して動いています。

正直に書きます:パターンが出ないケースもあります

1ヶ月記録しても、パターンがまったく浮かばないことがあります。この記事の主張に都合が悪くても、事実なので隠しません。

パターンが読めない典型的なケース ・相手の勤務がシフト制・不規則で、そもそも帰宅時間が毎日バラバラ
・浮気相手と会う頻度が月1回以下で、1ヶ月では回数が足りない
・すでに相手が警戒しており、意図的に行動を通常に戻している
・出張が多く、外泊そのものが日常になっている
こうしたケースでは、記録から曜日を絞ることはできません。ただし、記録が無駄になるわけではありません。「パターンがない」という事実そのものが、探偵にとっては重要な情報です。曜日で張れないなら、GPS的な手法ではなく複数日の連続調査や、出張日を狙う設計に切り替える判断ができるからです。

つまり、記録の価値は「怪しい曜日が見つかること」だけではありません。「どの手法が有効か」を探偵が判断するための材料になることにあります。何も持たずに相談に行くのと、1ヶ月分の帰宅時間表を持って行くのとでは、返ってくる提案の質が根本的に変わります。

PR

ここまで読んで「一度、相談だけしてみようか」と感じたら

迷っている段階こそ、無料相談で「自分のケースで調査が成立するのか」「今は動くべきか待つべきか」を確かめる価値があります。全国対応・相談は何度でも無料で、契約の義務はありません。話を聞いて、持ち帰って、比較して構いません。

無料相談してみる(24時間受付)

相談は無料です。その場で契約する義務はありません。特定商取引法により、断った相手への再勧誘は禁止されています。

09探偵に渡すべき情報リスト

1ヶ月の記録が溜まったら、いよいよ相談です。このとき、記録に加えて次の情報を揃えておくと、見積もりの精度が跳ね上がります。逆に、これらがないと探偵は「最悪のケース」を前提に見積もらざるを得ず、結果として提示額が高くなります。

渡す情報なぜ必要か費用への影響
対象者の氏名・年齢基本情報。同姓同名の誤認を防ぐ
顔写真(複数枚・全身が入るもの)調査員が対象者を確実に識別するため。人違いは致命的な失敗になる誤認による空振りを防ぐ
勤務先の名称・所在地張り込みの起点になる。ここから尾行が始まる探索時間の削減
通勤経路・よく使う駅尾行の設計に直結する。乗り換え駅は見失いやすいポイントロスト(見失い)の防止
移動手段(電車/自家用車/自転車/社用車)必要な調査員数と車両数が変わる体制の適正化=単価に直結
車種・色・ナンバー車移動の場合、これがないと追跡の難易度が跳ね上がる調査時間の大幅削減
服装の傾向(スーツ/私服/制服)人混みでの識別に使うロストの防止
帰宅時間の1ヶ月記録調査日の選定に直結する。この記事の核空振りの回避=最大の削減効果
怪しい曜日・時間帯の仮説調査日の第一候補になる調査時間の圧縮
休日の過ごし方・行動範囲休日調査を組む場合の設計材料張り込み場所の絞り込み

この表を見て「そんなに用意できない」と感じても、心配は要りません。全部揃わなくても相談はできます。ただ、揃っている項目が多いほど、探偵は短い時間で結果を出す設計を組めます。それはそのまま、あなたが払う金額に跳ね返ります。

まず記録を1ヶ月つけ、そのうえで見積もりだけを取りに行く——この順番が最も損をしません。相談の場での聞き方や断り方については、探偵の無料相談は本当に無料か、勧誘されない相談の仕方で具体的に解説しています。

複数社で見積もりを取ってください同じ情報を渡しても、提示される時間数と金額は事務所によって差が出ます。1社だけで決めないでください。2〜3社に同じ資料を渡し、提示された調査時間と根拠を比べるのが最も確実です。このとき、あなたが1ヶ月分の記録を持っていることが強く効きます。同じ土俵で比較できるからです。

10やってはいけない「記録」の集め方

机の上に整理された手帳と資料
スマホのロック解除やアプリの閲覧は、記録ではありません。違法になりうる領域です。

ここまで「記録しましょう」と繰り返してきましたが、やってはいけない集め方があります。踏み越えると、あなた自身が加害者になり、しかも集めた情報は証拠として使えなくなります。合法な記録と、違法になりうる収集。この境界線を、はっきり引いておきます。

合法な記録と違法になりうる収集の境界線 境界線は「相手の管理領域に踏み込んだかどうか」 合法:外から見えることの記録 ・帰宅時間をメモする ・服装や機嫌の変化を書く ・家計の共有レシートを見る ・スマホを伏せて置く「仕草」を書く ・本人の申告内容を書き留める → 記録して問題なし 違法になりうる:中に踏み込む収集 ・スマホのロックを解除して中を見る ・SNSやメールに無断でログインする ・監視アプリを勝手に入れる ・相手名義の車にGPSを付ける ・相手の部屋に録音機を仕掛ける → 法的リスク・証拠価値の低下

図6:境界線はシンプルです。「相手が管理している領域(端末・アカウント・所有物)に無断で入ったか」。入っていなければ記録、入れば収集になります。個別の適法性は事案により異なるため、迷ったら弁護士に確認してください。

スマホ・SNSアカウントへの無断アクセス

配偶者のスマホやパソコンを勝手に見る行為は、不正アクセス禁止法違反やプライバシー侵害にあたるケースがあるとされています。特に、IDとパスワードを使って本人のアカウント(SNS・メール・クラウド)にログインする行為はリスクが高いと考えられています。「夫婦なのだから」という理屈は通りません。

さらに実務上の問題として、違法に取得された証拠は、裁判での証拠価値が下がる可能性があります。せっかく見つけたメッセージが取得方法を理由に評価を落とす。逆に、あなたのプライバシー侵害を相手側から主張される材料にもなり得ます。マッチングアプリの疑いからスマホを見たくなったときの法的リスクは、マッチングアプリで浮気を疑ったとき、スマホを見る前に知るべきことで詳しく整理しています。

相手の車に無断でGPSを取り付ける

2021年のストーカー規制法改正により、相手の承諾なくGPS機器を取り付けて位置情報を取得する行為が、規制の対象に含まれる方向で整理されています。「相手名義の車」に無断で取り付けるのは避けるべき行為です。

夫婦共有名義の車や、あなた名義の車の場合には評価が変わり得るとされますが、ここは個別性が非常に高い領域です。安易に判断せず、必ず弁護士または探偵業届出済の事業者に確認してください。

やらないほうがいい、実務上の理由法的リスク以前に、これらの行為は極めてバレやすいという現実があります。不審なログイン通知、車の下から出てきた見慣れない機器——発覚した瞬間、相手は警戒し、行動を止めます。そうなると、その後どれだけお金をかけても証拠は取れません。「一発で終わらせたい」という気持ちが、一発で終わらせられない状況を作ります

11記録の期間はどれくらいが適切か

結論から言えば、最低2週間、理想は1ヶ月です。理由は「週」という単位で規則性を見るためです。

1週間では、金曜が1回しか来ません。「たまたま忙しかった金曜」なのか「毎週の金曜」なのかを、区別しようがない。2週間で2回、4週間で4回。4回のうち4回とも遅ければ、それはもう偶然ではありません

記録期間ごとの判断できることの違い 記録期間と、そこから言えることの関係 1週間 2週間 1ヶ月 2ヶ月 曜日の判断は 不可能 仮説が立つ (最低ライン) パターンが確定する (推奨) 精度は上がるが 時効が進む 例外:外泊・旅行の兆候があるなら、記録の完成を待たずに今すぐ相談する

図7:長く記録するほど精度は上がりますが、待つことにもコストがあります。慰謝料請求の時効(不貞を知った時から3年とされます)も進みますし、何より、あなたの心が削られます。1ヶ月がバランス点です。

待たずに相談すべき「例外」

1ヶ月待つべきではないケースが、はっきりと存在します。相手が外泊・旅行を計画している兆候があるときです。

たとえば「来月、急に泊まりの出張が入ったと言われた」「連休に単独の予定が入った」「旅行用のバッグを準備していた」。こうした兆候は、証拠を取る最大のチャンスが近づいているサインでもあります。

宿泊を伴う外出は、ホテルへの入室と退出という「2点の記録」が最も取りやすい状況です。この機会を、記録の完成を待つために逃すのは明らかに損です。記録が2週間分しかなくても、その時点で相談してください。持っている分だけでも十分に役立ちます。

記録を「続ける」ためのコツ1ヶ月は、思っているより長いです。だから1日1行、1分で終わる形にしておくことが決定的に重要です。凝った表を作らない。「22:50 帰宅、シャワー先、金」——これで十分です。完璧な記録が3日で途切れるより、雑な記録が30日続くほうが、100倍の価値があります。

12記録シートのひな型

最後に、そのまま真似できる形を置いておきます。7列です。スマホのメモに、この見出しだけコピーして使ってください。表を作る必要すらありません。1行ずつ足していけば大丈夫です。

曜日日付帰宅時間服装機嫌支出備考(事実のみ)
10/619:40通常のスーツ普通夕食は自宅。特記なし
10/720:10通常のスーツ普通コンビニ 480円夕食は自宅
10/819:20通常のスーツ夕食は自宅
10/920:50通常のスーツ不機嫌夕食は自宅。会話少ない
10/1023:10新しいシャツ・香水カード 12,400円(飲食)夕食不要と連絡。帰宅後すぐシャワー。上着なし
10/11在宅普通終日在宅
10/12在宅普通終日在宅

7列の書き方の要点

1
曜日は必ず入れる日付だけだと、後で曜日を数え直すことになります。パターンは曜日で出るので、曜日は最優先の列です。
2
帰宅時間は分単位「遅い」ではなく「23:10」。在宅の日は「在宅」、外泊は「外泊」とだけ書きます。数字が入っていることに意味があります。
3
服装は「いつもと違うか」だけファッションの詳細は不要です。「通常」「新しいシャツ」「香水あり」——普段との差分だけ書けば十分です。
4
機嫌は3段階「良/普通/不機嫌」。迷ったら「普通」で構いません。迷わず書ける形にしておくことが、続けるコツです。
5
支出は金額と種別だけ共有の家計・カード明細から見える範囲で。金額と、飲食/宿泊/物販の別だけで十分です。
6
備考は「感想禁止」ここが一番の勝負どころです。「怪しい」と書きたくなったら、その代わりに、そう感じさせた行動を書く。「帰宅後すぐシャワー」「上着を持っていなかった」。これが探偵に届く言葉です。
1ヶ月後にやること記録が溜まったら、金曜だけを縦に並べてみてください。次に土曜だけ。次に水曜だけ。曜日ごとに縦読みすると、横に読んでいたときには絶対に見えなかったものが立ち上がります。そして、突出している曜日が見つかったら——その1枚を持って、無料相談に行ってください。あなたはもう、何も持たずに相談に来る人とは、まったく違う場所に立っています。

13記録を渡すだけでは足りない——「調査日」を契約書に書かせる

ここまで、1ヶ月かけて記録をつけ、曜日を縦読みし、怪しい日を絞り込む方法を書いてきました。ここで、この記事の最も重要なことを書きます。記録は、渡しただけでは効きません。

記録を渡す。探偵が「承知しました、参考にします」と言う。契約する。——ここまでは、多くの人が通る流れです。しかし、この流れには決定的な穴が空いています。渡した記録が、実際に調査日の決定に使われるという保証が、どこにもないのです。

「動かない日」を狙って張り込む、という手口

信じがたい話ですが、悪質な業者の中には、対象者が動かないと分かっている日を選んで張り込むところがあります。動かない日に張り込めば、当然、何も撮れません。それでも調査時間は消化され、料金は発生します。

なぜ、そんなことをするのか。理由は2つあると言われています。

1
アリバイ作りのため尾行の技術に自信がない業者にとって、対象者が実際に動くことはリスクです。尾行に気づかれるかもしれない。見失うかもしれない。そうなれば自分たちの失敗が露呈します。しかし「調査は実施しましたが、対象者に動きはありませんでした」で終われば、失敗にはなりません。何も起きない日を選ぶことは、業者にとって最も安全な選択です。
2
追加契約へ誘導するため「今回は運悪く動きませんでした。次回は必ず押さえます」——この一言で、追加契約の話に移れます。証拠が取れなかったことが、そのまま次の売上につながる構造です。成果が出ないほうが儲かるという、依頼者にとって最悪の利益構造がここにあります。

実際に起きたこと

ある探偵事務所が自ら公表した被害事例ある女性が、別の探偵事務所と20時間で180万円の契約を結びました。彼女は契約時に、「夫が浮気相手と会う可能性が高い日」と「夫が動かないと分かっている日」の両方を、きちんと伝えていました。

ところが、報告書に記載された調査実施日は、彼女が「動かない」と伝えていた日でした。初日は、夫が自宅に友人を招く予定が入っていた日曜日。それが分かっていながら、朝から夜まで長時間の張り込みが行われました。2日目も同様です。

結果、契約した20時間はすべて消化され、有益な情報はゼロ。報告書に残ったのは、自宅の外観写真と「対象者に動きなし」という文言だけでした。

この事例が恐ろしいのは、依頼者が何も怠っていないことです。彼女は情報を渡していました。動かない日まで伝えていました。それでも、記録は使われなかった。

あなたの記録は、「動かない日」も教えている

ここで、冷たい事実をひとつ書きます。あなたが1ヶ月かけて作った記録は、渡した瞬間に、業者にとって「動く日」だけでなく「動かない日」も分かる資料になります。

記録の価値は、両刃です。誠実な探偵にとっては、狙う日を絞り込むための地図になります。しかし悪質な業者にとっては、何も起きない日を確実に選ぶための地図にもなってしまう。同じ紙が、渡す相手によって、正反対の働きをするのです。

だからこそ、記録を渡すだけで終わってはいけません。その記録が、どう使われるかまでを、契約の一部にする必要があります。

対策:調査日を、契約書に明記させる

やることは、ひとつだけです。「どの日に調査するのか」を、契約書または重要事項説明書面に書かせてください。口約束では意味がありません。紙に落とすのです。

◎ 契約前に必ずやる4つのこと1. 調査実施日を書面に明記させる。「調査実施日:◯月◯日 ◯時〜◯時」という形で、契約書か重要事項説明書面に入れてもらう。
2. その日を選んだ理由を説明させる。「あなたが渡した記録のここを見て、この日を選びました」と言えるか。言えない業者は、記録を読んでいない。
3. 「動かないと分かっている日」も、明示的に伝えておく。伝えた事実が残っていれば、その日に調査されていた場合、異議を申し立てる根拠になる。
4. 報告書に調査実施日時が明記されるかを、契約前に確認する。日時が書かれない報告書では、いつ張ったのかを後から検証できない。

この4つを求めたとき、誠実な事務所は、まったく困りません。むしろ「そうしましょう」と応じます。調査日を書面で約束することは、記録を活かして短時間で成果を出す事務所にとって、何のリスクにもならないからです。

逆に、渋る事務所があります。「対象者の動きは読めないので、日程は当日の状況で判断させてください」——こういう返答が来ることがあります。これは一見もっともらしいのですが、あなたが1ヶ月かけて記録を作った意味を、根本から否定する言葉です。読めないから記録を作ったのではありません。読めるようにするために作ったのです。

先に知っておくべき言い訳調査が空振りに終わったとき、「対象者がどう動くか分からないので、万一に備えて張り込みました」という説明が返ってくることがあります。この言葉が来る可能性を、契約する前に知っておいてください。事前に調査日を書面で決めていれば、この言い訳は成立しません。決めていなければ、反論の手がかりがありません。差がつくのは、契約書の一行です。

これは、探偵にとって都合の悪い話です

正直に書きます。この節に書いたことは、探偵側の利益と、正面からぶつかります。

依頼者にとって探偵にとって
記録を活かして狙い日を絞る → 短時間で終わる → 費用が下がる短時間で終わる → 売上が減る
空振りする → 費用が無駄になる空振りする → 時間は消化される → 売上は立つ
空振り後の延長 → さらに支出が増える空振り後の延長 → 追加契約になる

この表を見れば、なぜ「調査日を契約書に書かせろ」と書いている探偵事務所のコラムがほとんど存在しないのか、その理由が分かります。自社の売上を下げる助言を、自社のサイトに書ける事業者はいません。これは誰かの悪意の話ではなく、単なる構造の話です。

だからこそ、あなた自身が知っておく必要があります。あなたの1ヶ月は、契約書の一行に落ちて、初めて費用に変わります。

14記録が武器になるのは、契約書に落ちたときだけ

この記事で伝えたかったことを、最後に一本の線につなぎ直します。行動記録は、それ単体では何の力も持ちません。力を持つのは、次の連鎖が最後までつながったときだけです。

1
行動記録をつける(1ヶ月)帰宅時間、外出、支出、身だしなみ。事実だけを、その日のうちに。感想は書かない。
2
調査日を特定する曜日で縦読みし、突出した日を見つける。ここで初めて、記録は「怪しい日」という形に変わる。
3
契約書に明記させる ← ここが抜けると、すべて無駄になる「調査実施日:◯月◯日」を書面に入れさせる。選定理由を説明させる。この一段だけが、他人(探偵)の行動を縛る唯一の段です。
4
調査時間が圧縮される狙う日が決まっていれば、生活パターンを把握するための調査が要らない。その分の時間が丸ごと消える。
5
費用が下がる探偵の料金は時間で決まる。時間が減れば、金額が減る。ここまで来て、初めてあなたの1ヶ月は費用に変わります。

1から2までは、あなた一人で完結します。4と5は、その結果として自動的についてきます。壊れやすいのは、3だけです。そして3は、あなたが要求しない限り、勝手には起きません。

見積書を受け取ったら、そこに調査実施日が書かれているかを確かめてください。書かれていなければ、書いてもらってください。それを渋られたら、その事務所は候補から外して構いません。1ヶ月分の記録を持っているあなたには、そう言うだけの根拠があります。

最後に記録は、あなたが唯一、探偵より多く持っている情報です。それを渡すかどうか、どう使わせるかを決められるのも、あなただけです。1ヶ月を費用に変えるのは、記録の厚さではなく、契約書の一行です。

FAQよくある質問

1ヶ月も待っている間に、証拠を取り逃がしませんか。
その心配はもっともです。ただ、記録をつけている1ヶ月間に浮気が止まることは、通常ほとんどありません。むしろ、記録がないまま調査日を勘で決めて空振りするほうが、はるかに大きな損失になります。ただし例外があります。相手が外泊や旅行を計画している兆候(急な泊まりの出張、旅行バッグの準備など)があるなら、記録の完成を待たずに、その時点ですぐ相談してください。宿泊を伴う外出は、証拠が最も取りやすい機会だからです。
記録は探偵に渡すと、そのまま証拠になりますか。
あなたが書いた行動記録そのものが、裁判で決定的な証拠になることは基本的にありません。不貞行為の立証には、ホテルへの入室と退出といった客観的な記録が必要とされるためです。行動記録の役割は、あくまで「調査日を決めるための材料」です。ただし、記録があることで調査時間を圧縮でき、結果として証拠の取得確率が上がり、費用が下がります。証拠そのものではなく、証拠にたどり着くための地図だと考えてください。
記録をつけていることが相手にバレたら、どうなりますか。
相手は警戒し、行動を変える可能性が高くなります。連絡手段を変え、会う場所を変え、しばらく会うのをやめる。そうなると、その後どれだけ費用をかけても証拠は取りにくくなります。だからこそ、記録には「浮気」「探偵」「証拠」「離婚」といった単語を書かないでください。帰宅時間と行動の事実だけなら、万一見られても「生活リズムを管理していた」という説明が成り立ちます。クラウド同期のメモや家族共有のアプリは避け、自分だけがロックを持つ端末に残してください。
相手のスマホを見て証拠を探すのは、やはり駄目でしょうか。
おすすめできません。配偶者のスマホやアカウントに無断でログインする行為は、不正アクセス禁止法違反やプライバシー侵害にあたるケースがあるとされています。夫婦であっても例外扱いにはなりません。さらに実務上の問題として、違法に取得した情報は証拠価値が下がる可能性があり、加えて発覚しやすいという欠点があります。ログイン通知ひとつで相手は警戒します。見るのは「中身」ではなく「扱い方」だけにしてください。伏せて置く、風呂に持ち込む、といった外形的な変化の記録は問題ありません。
1ヶ月記録しても、パターンが出ませんでした。意味がなかったのでしょうか。
無駄ではありません。「パターンが出ない」という事実そのものが、探偵にとって重要な情報になります。勤務が不規則なのか、会う頻度が月1回以下なのか、すでに相手が警戒しているのか。それによって、取るべき調査設計はまったく変わります。曜日で張れないと分かっていれば、出張日を狙う設計や、複数日の連続調査といった別の組み立てを最初から検討できます。何も持たずに相談するのと、1ヶ月分の帰宅時間表を持って相談するのとでは、返ってくる提案の質が根本的に違います。
PR

記録が1ヶ月分たまったら、見積もりだけ取りに行ってください

1ヶ月分の帰宅時間表を持って相談すると、返ってくる見積もりの精度がまるで変わります。「この曜日を3回張れば足ります」という具体的な提案が出てくるからです。無料相談は、契約する場ではなく、あなたの記録がどれだけ調査時間を減らせるかを確かめる場だと考えてください。2〜3社に同じ資料を渡して、提示される時間数と根拠を比べるのが最も確実です。

無料相談してみる(24時間受付)

相談は無料です。その場で契約する義務はありません。特定商取引法により、断った相手への再勧誘は禁止されています。

まとめ

浮気を疑ったとき、人は「早く白黒つけたい」と思います。その気持ちは、当然のものです。ただ、その焦りに従って今日探偵に電話することが、あなたにとって最も高くつく選択になり得ます。

探偵の料金は調査時間で決まります。空振りした夜も、同じように課金されます。だから、狙う日を絞ることが、そのまま費用を下げることになります。そして、狙う日を絞れる情報を持っているのは、探偵ではなく、同じ家に住んでいるあなただけです。

  • 空振りの最大原因は「行動パターンを把握しないまま調査日を決めること」
  • 1回4時間・2万円換算なら、空振り1回で8万円、3回で24万円が消える(目安)
  • 記録すべきは7項目。最優先は帰宅時間・服装の変化・休日出勤の申告
  • その日のうちに、推測ではなく事実だけを書く
  • 記録は「浮気」「探偵」と書かず、見つかっても言い訳できる形で残す
  • スマホへの無断ログイン・無断のGPS設置は、法的リスクがあり証拠価値も下がる
  • 最低2週間、理想は1ヶ月。ただし外泊の兆候があれば待たずに相談する

1ヶ月は長いです。何も動けない時間は、想像以上に心を削ります。それでも、その1ヶ月であなたが手に入れるのは、数十万円と、証拠が取れる確率です。今夜、寝る前に1行だけ書いてください。「22:50 帰宅、金」。それが、あなたの最初の一手です。そして1ヶ月後、その1枚を持って相談に行ってください。

そっと相談 浮気調査ナビ 編集部
探偵業法(警察庁)、国民生活センターの公表資料、裁判例および弁護士の公開解説を一次情報として確認しながら執筆しています。特定の探偵事務所からの依頼により記事内容を変更することはありません。本記事は情報提供を目的としたもので、法律相談・調査の受託ではありません。個別の判断は弁護士または探偵業届出済の事業者にご確認ください。
タイトルとURLをコピーしました